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低ECと高ECのココピートの比較

低ECと高ECは、ココピートが販売される二つの主な前処理であり、この選択が見積の出発点になります。このガイドでは、これらの用語が何を指すのか、通常どの立場のお客様がどちらを選ぶのか、そして当サイトがいずれについても数値を公開しない理由をご説明します。

最終確認日 2026年8月10日

想定している読み手

  • 営利生産者
  • 培地メーカー
  • 輸入業者
  • 養液栽培の生産者

ECが表すもの

ECは電気伝導度を指します。溶液に電流がどれだけ通りやすいかを測る指標で、電流を運ぶのは溶けた塩類であるため、培地に含まれる可溶性の塩類の量を示す目安として使われます。

ヤシガラにはもともと可溶性の塩類が含まれています。仕上がったココピートにそれがどれだけ残るかは、材料が洗浄されたかどうか、そしてどこまで丁寧に洗浄されたかによって変わります。

二つの前処理

低ECのココピート
可溶性の塩類を減らすため、洗浄の工程を経た材料です。納品された状態で塩類濃度を低く抑えたい場合に選ばれます。
高ECのココピート
その洗浄の工程を経ていない、自然のままの材料です。到着後にご自身で洗浄、緩衝処理、配合を行われるお客様や、塩類濃度より基材の費用が重視される用途で選ばれます。

高ECは品質の劣る等級ではありません。出発点が違うだけであり、ご自身で処理の工程をお持ちのお客様にとっては、そちらが正しい選択であることがよくあります。

通常どちらが選ばれるか

養液栽培と環境制御栽培の生産者
通常は低ECです。灌水の水質を細かく管理し、培地が常に養液にさらされるためです。
繁殖と若苗の育苗業者
通常は低ECです。若い根は最も影響を受けやすい段階だからです。
培地と培養土のメーカー
処理の工程が自社の工程に含まれるかどうかによって、どちらもあり得ます。
土壌改良、かさ増し、造園向けの供給
多くは高ECです。材料が根の領域のすべてを占めるわけではないためです。

これは傾向であり、規則ではありません。表ではなく、御社の設備に照らして選択をご確認ください。

緩衝処理は別の工程

洗浄と緩衝処理は同じものであるかのように語られることがありますが、違います。洗浄は、材料から溶け出す塩類を減らします。緩衝処理は、材料そのものに保持されているイオンに対処するための、さらに別の処理です。

ご自身の手順で緩衝処理を行うため、洗浄だけを行った材料を求められるお客様もいます。どちらに当てはまるかをお見積りの段階でお知らせください。ご注文に選定する材料が変わります。

ここで数値を公開しない理由

ココピートは天然の材料です。塩類の量は、ヤシガラ、季節、洗浄に使う水、そして材料を扱った時間によって変わります。ウェブサイトに掲載された一つの数値が説明できるのは、ある時点の一つのロットだけです。

Agroriseは、御社のご注文に照らして確定するまで、この項目の数値を公開しません。当サイトで「お見積り時に確定します」と表示している箇所は、選定する材料と御社と取り決める仕様によって値が変わることを意味しており、情報を伏せているという意味ではありません。

ご注文に対して数値の約束が必要な場合は、お見積りの際にお申し付けください。実際にご提案する材料に照らしてお答えします。

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